30代に入り、「これからの自分」について考えることが増えてきました。
元々先のことを考えこむタイプではありましたが、ここ最近はよりなにか動きたい、変わりたい!そんな気持ちが強くなっていました。
その結果、転職を決め新たな環境へと一歩踏み出したのですが、それだけじゃ物足りず。
内定から入社まで、3か月という期間をいただき、その期間は私にとって大きな“考える時間”になりました。
将来のこと、働き方のこと、暮らしのこと。そんな中でふと浮かんできたのが、以前ぼんやりと思っていた「税理士になりたい」という想いでした。
今はまだ、自信もなくそこまで強く決意しているわけではありませんが、
失敗を恐れて何も行動しないことの方がきっと後悔が残る。
そう思い、衝動のまま一歩を踏み出すことにしました。
この記事は“はじまり”を記録するものです。
迷ったとき、立ち止まりたくなったときに、何度でも読み返せるように、スタートを切った今の気持ちを、自分のために残しています。
そして、もし同じように「税理士」という道を目指す誰かがこれを読んでくれたなら、
ほんの少しでも、その人のモチベーションや勇気につながれば、もっといいなと思っています!
▼こんな方に読んでほしい
- 未来の自分
- 将来に向けて新しいことに挑戦したい方
- 税理士試験を受けるかどうか迷っている方
- 勉強の途中でモチベーションを見失いかけている方
- 自分の気持ちを整理したいと思っている方
- 同じように「30代、これからどう生きるか」を考えている方
私について
まずは、どんな人が書いている記事なのか気になる方もいると思うので、簡単に自己紹介を。
30代、二児の母(7歳と5歳)。フルリモートで経理の仕事をしている会社員です。
育休中、頭の中の忙しさがふと静かになったとき、
「ネガティブを潰すのはポジティブではない、“没頭”だ」
という言葉に妙に納得し、資格の勉強に取り組みました。
勉強は思いのほか当時の自分に合っていて、
これまでに取得した資格は、簿記2級・宅地建物取引士・FP3級(取得順)です。
子育てと仕事、そして勉強をなんとか両立している日々を送っています。
朝5時に起きながら、1日2時間の勉強時間を作っています。
(「なーんだ、両立って言ってもフルリモートじゃん」と思われた方、この環境は偶然ではなく、自分で選んできた道なので、そのあたりはこちらの記事を読んでみてください。)
未来の選択肢を広げたい
まず、この気持ちは多くの人が抱えているんじゃないかと思います。
「今のままでいいのかな」「もっと自分らしい働き方ってないのかな」と、ふとしたときに考えますよね。
選択肢を広げる方法はたくさんあります。でも、多すぎると逆に迷ってしまいます。
私の場合、努力で手に入れやすく、かつ形に残る「資格」に目が向きました。
その中でも、税理士という資格には、将来の働き方にさまざまな可能性があると思っています。
- 税理士法人や会計事務所で働く
- 一般企業の経理職として専門性を活かす
- 自分で開業し、独立する
どれも「自分の意思で働き方を選べる」という点が魅力です。私にとって理想であり、目指したい生き方のひとつでした。
今すぐにその未来が来るわけではないけれど、
未来の自分に選択肢を残すための“種まき”として、動き始めることにしました。
30代、何かに本気で挑戦したい
自分の道に“覚悟”を持ちたい!!
20代の私は、いろんなことに興味があって、あれこれ挑戦してきました。
- クリエイティブな仕事がしたい
- パタンナーになりたい
- Webデザイナーになりたい
- 経理のプロになりたい
- ハンドメイド作家になりたい
- とにかく在宅で働きたい
……と、こうして振り返ると、恥ずかしいほど一貫性がないんですよね。
でもそのときどきは真剣で、どれも「今の自分」をどうにかしたくて必死でした。
ただ、そんな風に手を伸ばしても、何ひとつ「これだ!」というものにはなりませんでした。
だからこそ、30代になった時に強く思っていました。
「もう、ふらふらしていたくない」「自分の道を一本に決めたい」
私は20代で結婚・出産・マイホーム購入と、いわゆるライフイベントを一気に経験しました。
だからこそ30代に入って、ふと立ち止まり、「じゃあ、これから私は何をするんだろう?」と思いました。
そんなとき、転職活動中にある方のお話を聞いて感銘を受けました。
今の職場の代表であり、「私も30歳のとき、税理士の勉強を始めたんだよ」と話してくださいました。
「30歳って、まだまだ挑戦できる年齢なんだ!」
今の時代では当たり前の考え方になりつつありますが、当時強く刺さり、「私もその背中に続きたい」「30代、何かに本気でぶつかってみたい。」と思い、税理士という道を選びました。
会計の知識を深めたい
これまでに宅建やFP、ITパスポートなど、いくつかの資格に挑戦してきましたが、一番「楽しい」と感じたのは簿記でした。
勉強しながら「仕組みがつながっていく感覚」や、「数字から物事が見えるようになるおもしろさ」にワクワクしたのを覚えています。
現在の仕事は経理ですが、だからといって税理士を目指すのが「自然な流れ」だったわけではありません。
むしろ税理士の世界は「別世界」に感じていて、実際のところ、何も知りませんでした。
でも、知らなかったからこそ、飛び込めた。挑戦できた。と思います。
勉強熱心な方が多い経理業界では、活躍している方の中に「簿記1級」や「税理士科目合格者」がサラッといたりします。
そうした方々の背中を見て、「自分も知識を武器にしてみたい」と思うようになり、もっと学び続けたい気持ちが強くなっていきました。
社会的信用を得たいという現実的な理由
現在の私の住まいは、築30年の中古物件です。
建物の状態が良く、広々としていてとても気に入っているおうちですが、やはりつくりは一般的で、ところどころに“古さ”も感じます。
「衣・食・住」の中で、私は特に“住”に重きを置くタイプです。
だからこそ、やっぱりおしゃれで快適な家には憧れます。インスタで見るおしゃれな家の住人達、いいな~~~~~!!
子どもたちが巣立つであろう10〜15年後、次の住まいは自分の力で住宅ローンを組んで、引っ越したい!そんな目標を密かに掲げています。
そのためにも、社会的に信用される肩書がほしいと思うようになりました。
というか、色々書いてきましたが、
「税理士」って、シンプルに、かっこよくないですか?
経営の世界が面白そうだと思った
私は、自分の性格やキャパシティを考えると、「経営者になること」は少し重すぎると感じています。
能力のわりに責任感が強く、つぶれやすい自覚もあるので、前に立つより“支える側”のほうが合っていると思っています。
でも、経営の話はすごく面白いです。
以前、約3年間ほど個人事業主として働いていた経験があり、その中で経営されている方の話を聞く機会もありました。
そして今も、「経営を考える側」の視点を持った方々の話にいつも刺激を受けています。
また、ITパスポートの勉強をしたときに、「ストラテジ系(経営戦略など)」の分野だけは、意外と楽しく学べました。
税理士は、そんな“経営の世界”に関わりながら、支える立場でもある。
そのバランスが、とても魅力的に感じています。
挑戦しているときほど、物語が深く刺さる
少しエモーショナルな話になりますが、私は昔から、漫画やアニメ、映画などの“物語”が好きです。
中でも、主人公が悩みながらも成長していく姿に心を打たれることが多くて、見終わったあとに「私もがんばろう」と思えるような作品が特に好きです。
最近ふと思ったのですが、
そういった物語に感銘を受ける時って、自分自身が何かに挑戦しているときの方が多い気がします。
たとえば、資格の勉強に取り組んでいるときや、仕事に前向きに向き合っているとき。
そんな時期に見る物語は、自分の人生に重なるように感じられて、「私も、まだここで終わりたくないな」と自然に思えたりします。
音楽も同じく、目指すものがあるときほど、歌詞のひとつひとつが深く胸に刺さる。
逆に、何もしていないときは、ただ流れていってしまうような感覚になってしまいます。
きっと、人生の密度は、挑戦しているときほど濃くなると思っています。
だから私は人生を楽しむためにも、「挑戦している自分」でありたいと思っています。
さいごに
この記事が、少しでも誰かの背中をそっと押せたら、とても嬉しいです。
ネットのせいで、本来なら見なくても良かった失敗談を行動前にたくさん見せつけられる。
だからみんな疲れてるし、悩んでるし、動けないこの時代。
自分自身も疲れた時はこの記事を読み直し、動機を思い出し、再び頑張る。
そんな記事になればいいなと思っています。
みなさん、一緒に頑張りましょう!